飛騨高山麦酒(岐阜県高山市)

創業1995年、飛騨で第1号の地ビールとして誕生した『飛騨高山麦酒』。 飛騨の大地から汲み上げた天然水と厳選された麦芽を使用し、心を込めた地ビール造りを行っています。 ビールと言っても様々なスタイルのビールがありますが飛騨高山麦酒ではチェコを発祥とする「ピルスナー」タイプのビールや、ドイツ・ベルギーで有名な「ヴァイツェン」、英国の伝統的な手法で造られる「スタウト」などスタンダード5種と季節限定品をラインアップとして醸造しています。 その味わいは、品質を世界レベルで審査する国内外のビールの品評会で金賞や入賞を果たしており、世界に誇る地ビールを生み出しています。

仕込み

麦芽100%、天然水仕込み

北アルプスを一望できる高冷地にて、地下180mより汲み上げた天然水を使用。飛騨山脈の中、大自然に、綺麗にろ過されたその水は酵母を活発に働かせ、原料となる素材の旨味をひき出す力を発揮してくれます。 麦芽(モルト)は、ビールの本場・欧州産の麦芽を主に使用。麦芽とは、麦を発芽させたもので、ビールのスタイルに合わせてさまざまな麦芽を使用し、仕上がりの色合い、味わいや奥行き。苦味・キレの良さを引き立てたりと個性豊かにしてくれます。 ビールの原料であるホップには、栄養成分であるポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは抗酸化作用があることで知られ、摂取することで生活習慣病の予防に効果的とも云われています。

スタイル

個々の特徴が愉しめる個性派揃い

ビールといえば、ドライな口当たりで苦味が効いた後味爽やかな黄色ビール「ピルスナー」タイプやすっきりとした味わいの淡色ビール「ペールエール」が有名ですが、それに加えてドイツ地方のビールで有名な、小麦を使ったフルーティな香りの甘い余韻を残す「ヴァイツェン」など。その国ならではの美味しい個性派揃いのラインアップ。 他にも、英国の伝統的な製法の黒色ビール「スタウト」や冬季限定でしか入手できない「レッドボック」。 また、数量限定ビールとして世界的にも珍しい瓶内二次発酵発酵をさせ、ゆっくりと熟成期間を持った“黒い宝石”と呼ばれる「カルミナ」。 『飛騨高山麦酒』は、ヘッドから、ホップとモルトのバランス。ボディの変化やフィニッシュの違いを個々の持ち合わせた個性で飲み比べが愉しめます。また、ひと口飲んだら、最後まで飲み飽きることなく愉しめる、というのも最大の魅力を兼ね備えています。

こだわり

生きた酵母が引き出す「旨味」

黄色ビールから黒色ビールまで共通していることが“無ろ過非加熱”であるということです。 そうすることで、瓶の中で酵母が生きたままの状態で、美味しさを更に引き立ててくれる役割をしてくれています。 豊かな風味と芳醇な味わい、コクがあるのにさっぱりとした喉越し。それが『飛騨高山麦酒』のこだわる美味しさです。 また、ホップの雌花は「毬花」と呼ばれ、ビールの主要な原料です 。ビールの苦味、香り、泡にとって極めて重要で、雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める働きがあります。 素材にこだわって造られたビールは自然の力がフルに表現された美味しいクラフトビールになるのです。

評価

世界に認められる高い品質と豊かな味わい

ワインや日本酒にもコンテスト・コンクールがあるように、クラフトビールに於いても品質を世界レベルで審査する国内外の数々のコンペティション・コンクールがあります。 味、香り、のど越し、苦味などの様々な項目で審査されており、飛騨高山麦酒のビールも対象のビールスタイルの様々な部門で金賞や入賞を果たしております。 賞を得る為に造っているのではないので、出品しない年度もあるそうですが、技術の向上の為、そして世界の味を知る為に出品をしております。 小京都と呼ばれる小さな街、飛騨高山で手造りで醸造されるクラフトビールが数々の金賞を獲得していることは、世界レベルの味わいであることの証なのです。

愉しみ方

少し高めの温度で飲むとお勧め

ビールとお料理のペアリングですが、ビールの色と合わせてお料理を選んだり、国のキーワードで合わせたり、味の対比で合わせたりと幅広くお愉しみいただけます。 和洋中はもちろん、「燻」の効いたお料理やオイル、ジビエなどとも美味しく召し上がっていただけます。 注いだ後、全体の色や透明度、香り(アロマ)を楽しんでください。 味わいからフィニッシュまで時間をかけてゆっくりとお愉しみ頂ける事と思います。

WEBサイト
https://www.hidatakayamabeer.co.jp/
代表銘柄
飛騨高山麦酒 ペールエール
電話番号
0577-35-0365
住所

〒506-0808 岐阜県高山市 松本町999

営業時間
09:00 ~ 17:00
定休日
土・日

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