辛口酒の代名詞となった「鬼ころし」の元祖
1720年代に老田酒造の先代は郡上から飛騨高山に移り、酒造りを始めました。 当時、徳川幕府直轄地であったこの地域は、すでに酒造りが盛んな所で、その中でも老田の造る酒は辛口で評判となりました。 そして、その「鬼もころすような辛口酒」から「鬼ころし」という酒名が付きました。 現在に至り辛口の代名詞として謳われるようになりました。 その名は全国に広まり、現在約50銘柄に「鬼ころし」の名のついた酒が出ていますが、老田酒造店の「飛騨自慢 鬼ころし」がそれらの元祖といわれています。