地ビール飛騨(岐阜県高山市)

地産の素材を生かして

創業1996年、飛騨の素材を使って美味しい地ビールを造りたい。ビールを飲んで飛騨を感じてもらいたい。 地域に愛され、喜ばれるようなものをと、小さな工房で淡々と地ビール造りをし、レストラン、観光、移転、試行錯誤・・とさまざまな試練を乗り越え、現在の小さな工房に落ち着いています。 地域の果物、穀物、唐辛子まで、様々な素材を使ったビールを造り考えてきました。 そして少数精鋭で考えたのは、まず地産の材料を使いながらも、美味しくなければならないということ。様々な方法で学びつつ、現在の醸造方法を確立している。ジャパン・グレートビア・アワーズや、インターナショナル・ビアカップなど、出品を重ねていくつかの金賞もいただけるようになってきました。まだまだ課題は山積みではあるものの、少数精鋭、アイデアとハングリー精神で頑張っています。

工程

小規模ならではの徹底したビール造り

地ビール飛騨の工房には、ところ狭しと大きなタンクが並び、徹底された製造環境で醸されております。 仕込みはまず、お湯に麦芽を加え、麦のうまみ成分を全て出し切るために徐々に温度を上げながら3時間煮込みます。 その後、澄んだ麦汁をとるために4時間かけてろ過し、透明な麦汁にします。 麦汁にホップを加え煮沸させ煮込むことで、ビール特有の香りと苦みが生まれます。 アルコール度を調整し、凝固したタンパク質を取り除いて透明な麦汁を造り、ビール酵母を加え、麦汁中の糖分をアルコールと炭酸ガスに分解させ、その後低温で熟成させ完成していきます。 これらの数々の手間の掛かる作業を惜しまず醸すことで本物のビールは生まれていきます。

本物のビール

生きた酵母が与える美味しさ

地ビール飛騨が造る地ビールは完全に透明ではありません。それは、生きた酵母のチカラ、フレッシュさを大切に無ろ過のまま樽詰め、瓶詰めしているからです。 生きた酵母は、フレッシュな香りを与え、ビール特有の豊かな風味とさっぱりとした喉越しを与えてくれます。また、生きた酵母は腸を整えてくれたり、しわやくすみ、骨がもろくなるなどの老化現象を抑制する作用があるとも言われ、様々な体をケアする働きを持って言われています。 そして、生きた酵母を入れることが出来るのは、細かな品質管理ができる地ビールだけです。 こだわって作られた地ビール飛騨の地ビールは自然の恵をふんだんに詰め込んだ美味しいビールに仕上がります。

飛騨の魅力

故郷・飛騨にこだわる新しい発泡酒

飛騨の小さな地ビール工房では地ビールだけではなく、地元の特産品を活かしたフルーツ発泡酒「果樹園だより」を造っております。 飛騨といえば高山祭りや下呂温泉をイメージされる方が多いと思われますが、日本列島の中心にあり、恵まれた気候と寒暖の差や高冷地農法で育てられた美味しい果物があります。その飛騨の果物の魅力を伝えるべく生まれたのがこの「果樹園だより」です。 太陽の恵みをいっぱい浴び、無農薬栽培で育ったブルーベリーと飛騨ももを使用し作られる味わいは、麦芽・ホップのチカラでフルーツ発泡酒として新しく生まれ変わり、飛騨の自然の恵みの美味しさを伝えてくれます。

WEBサイト
https://hidabeer.com/
代表銘柄
飛騨ビール
電話番号
0577-36-3434
住所

〒506-0031 岐阜県高山市西之一色町3丁目773-2

営業時間
10:00 ~ 16:00
定休日
土・日・祝

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