飛騨人たちが伝統を 受け継ぎ、技を磨き醸す酒
安政二年(1855年)の創業以来、飛騨高山の古い町並みがある上三之町に蔵を構え、酒造りを営む原田酒造。 京文化と江戸文化が融合する飛騨で、京都に近い灘・伏見の酒造りに注目した初代 打江屋長五郎が酒造りを始めたといわれております。 その後も、江戸時代から現代を十代に渡り酒造りをしており、蔵で働く蔵人はすべて飛騨出身の方を揃え、まさに「飛騨の地酒」の醸造元として現在に至ります。 蔵によっては、越後杜氏や南部杜氏を迎え入れて酒造りをしておりますが、原田酒造では飛騨人たちが伝統を受け継ぎ、技を磨き酒を醸しています。 その酒は、高山祭りの絢爛豪華な祭り屋台から「山車」の名前をいただき、地元で愛されております。